新日本プロレスワールドでも配信されたメキシコCMLLのアレナメヒコ金曜定期戦で、ボラドール・ジュニア選手とKUSHIDA選手のNWA世界ヒストリック ウェルター級選手権が行われた。これがまた面白く、KUSHIDA選手はまた世界で評価を上げている。CMLLは基本3本勝負。セコンドは風神。
NWA世界ヒストリック・ウェルター級タイトルマッチ
ボラドールJr. (王者) vsKUSHIDA (挑戦者)#njpwworld #cmll #njpw pic.twitter.com/msygtaBeiZ— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年7月9日
一本目はKUSHIDA選手。コーナーから飛んだボラドール選手に下からカウンターの腕ひしぎ逆十字を決めギブアップ。
El titulo de Volador en peligro! Kushida se llevo la primera caída. pic.twitter.com/aWA8xcas6x
— CMLL Lucha Libre (@CMLL_OFICIAL) 2016年7月9日
二本目はボラドール選手。スーパー・バックラッカーで跳ねたKUSHIDA選手がリングでもう一度跳ねた。
Jamás había aplicado con tanta furia el Backcracker! Volador se lleva la segunda caída. pic.twitter.com/szWjGg9b4k
— CMLL Lucha Libre (@CMLL_OFICIAL) 2016年7月9日
最後の三本目はボラドール選手。ボラドール・スパイラル(リバース・フランケンシュタイナー)で2-1となり、ボラドール選手の防衛。
Volador defeats Kushida, Caristico injury update, Santo to Tijuana, Leyenda de Plata https://t.co/4pZMVj3J4u pic.twitter.com/jvMlv5Pavs
— luchablog (@luchablog) 2016年7月9日
メヒコでハポネスはルードなので、KUSHIDA選手は悪い顔してました。顔だけでなく、要所で普段見せない姿を見せた。
試合後にボラドール選手とKUSHIDA選手に飛んだおひねりは、この試合がどれだけアレナ・メヒコの観客に響いたかを示している。
タイム・スプリッターファンがメキシコにも生まれた。
きっと今後ROHだけでなく、CMLLにも参戦する機会が増えそう。
嬉しい半面、新日本プロレスのシリーズに出れないことが増えるのは悲しい。
次はIWGP Jr.のベルトを賭けて、日本でまたこの名勝負が見られそう。
海外でのヒール成分多めのKUSHIDA選手もまたいつか見てみたい。
KUSHIDA選手にとっても、見ているファンにとっても、色んな可能性が広がったメキシコ遠征になったんじゃないかなと思う。
帰国したらすぐにG1とJ-CUPが待っている。
特にJ-CUPは他団体の選手との戦いになるので、今回のメキシコ遠征で見せたヒールの側面がまたすぐに見られるかもしれない。
クッシーカメラでは彼らの姿をまた見れるようで、それも楽しみ。