6.7仙台でBEST OF THE SUPER Jr.XXIIIはウィル・オスプレイ選手の優勝で幕を閉じた。大阪城ホール大会でIWGPジュニアヘビー級選手権試合が決まったKUSHIDA選手ですが、スーパージュニア2連覇を阻止されたオスプレイ以外にも借りを返さないといけない選手がまだまだいる。
カイル・オライリー
昨年のBOSJ決勝で勝利して以降は3連敗中。ノンタイトル戦だったとはいえ、ジュニアのエースとしてこのままにしておいては絶対にいけない。もしアメリカでオライリーに勝てばROHのトップ戦線に食い込むきっかけになるかもしれない。
「アリガトウ!」オスプレイが田口に“劇的勝利”で「SUPER Jr.」初出場&初優勝!そして KUSHIDAに挑戦状!
6.7仙台をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njbosj pic.twitter.com/kyPg1ZMcQT— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年6月7日
ロッキー・ロメロ&BUSHI
オライリーに続いてBOSJでチャンピオンKUSHIDAに土をつけたのがロッキーとBUSHIさんだった。是非BUSHIさんが挑戦表明しているところにロッキーもやってきて、IWGPジュニアの3WAYでタイトルマッチを行ってほしい。プロレスの面白さが詰まった一戦になること間違いなし。
青木篤志
二人の間に因縁はまったくないが、少し気になった点があったのでここに書き留めておきたい。
青木さんはニコプロであまりSUPER J-CUPには興味が無いと言っていた。誰が出るかも決まっていないし、全日本の大会ではないのでそれも当然。そして、仮にディック東郷選手が出るなら興味があるとも言っていた。
まさにこのタイミングで東郷さんが現役復帰宣言。東郷さんが出場するかはわかりませんが、J-CUPのXは誰であってもおかしくはない。
KUSHIDA「新日本プロレスのKUSHIDAです! SUPER J CUP、一団体でも多く参加していただいて、レスラーも関係者もファンも、大人も子どもも夢を持てる、そんな大会にしたいと思います。よろしくお願いします!」(新日本プロレス公式サイトより引用)
この言葉通りまさに全員にとって夢のある大会になってほしい。青木さんがJ-CUPを目指す理由がゼロではなくなった。クッシーはほぼ出場宣言をしているのにJ-CUPに魅力を感じないと言われてしまったことに対してリベンジをしてほしい。そして何よりオライリー戦とはまた違った味のある試合がKUSHIDAvs青木篤志なら見られるはずだ。
オカダ・カズチカ
3.3大田区での旗揚げ戦でレインメーカーを食らい3カウントを奪われた。ジュニアヘビー級の挑戦者を勝手に指名されたお返しをまだしていない。次の大阪城ホールでCHAOSからの刺客であるオスプレイを再び退ければ、オカダさんとの対戦する機会を主張する権利が出てきてもおかしくない。
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カマイタチ
新日本プロレスファン全員が凱旋帰国を心待ちにしているカマイタチに、ファンタスティカマニアのコメントでクッシーでは棚橋さん・オカダさん・中邑さんにシングルでは勝てないとはっきり言われてしまった。残念ながらその言葉通り、上記のように旗揚げ戦ではタッグではあるがオカダさんに負けてしまった。
ポッドキャストではカマイタチのコメントに殺意をおぼえましたと笑っていたが、これまでクッシーが一歩ずつジュニアの価値を上げようとしてきたのを応援してきた人間が聞くと、あの言葉は結構マジだったと思う。
帰国後カマイタチは、一気にスター街道を歩んでもおかしくないと思わせる試合をファンタスティカマニアで見せてくれました。それでも吐いたツバは飲み込むなと、必ずクッシーにはカマイタチの前に立ちはだかってほしい。
ここで挙げた5人全員に今年の下半期でリベンジするのは現実的ではないかもしれない。それでも私としては、クッシーにはこの内の1つでも多くの借りを返して、またさらにジュニアの価値を高めていってほしい。